くさかり事業部
コラム
防草シートの種類と失敗しない選び方!不織布・織布の違いから施工の注意点まで解説
防草シートの種類と失敗しない選び方
「せっかく草刈りをしたのに、数週間後にはまた雑草が生えてきた……」「毎年の草刈り作業から解放されたい」そんなお悩みを抱えている方に人気なのが「防草シート」の施工です。
防草シートについて、種類や選び方のポイントを分かりやすく解説します。
はじめに ― 安さだけで選ぶと失敗する理由
ホームセンターやネット通販を開くと数多くの防草シートが販売されていますが、「どれを選んでも同じ」と思って安さだけで選んでしまうと、わずか1〜2年でシートを突き破って雑草が生えてきてしまうこともあります。敷地の状況や雑草の種類に合わせた正しいシート選びが大切です。
防草シートとは?(不織布・織布の違い)
防草シートとは、土の表面を覆うことで光合成に必要な日光を遮り、雑草の発芽や生育を抑える特殊なシートのことです。
大きく分けて「不織布(ふしょくふ)」と**「織布(しょくふ)」**の2つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
1. 不織布タイプ(おすすめ)
繊維を熱や接着剤でランダムに結合させて作られたシートです。
- メリット: 縦横の隙間がほとんどないため、スギナや竹、笹などの「貫通力の強い雑草」もしっかり抑え込みます。切り口がほつれにくいのも特徴です。
- デメリット: 織布タイプに比べて価格がやや高めです。
2. 織布タイプ
ポリプロピレンなどの糸を織り込んで作られたシートです(ブルーシートのような質感)。
- メリット: 価格が安く、広範囲に敷き詰める際にコストを抑えられます。引っ張り強度が高いのも魅力です。
- デメリット: 織り目の隙間から先の尖った雑草(チガヤやスギナなど)が突き抜けて生えてくることがあります。また、端をカットするとほつれやすい点に注意が必要です。
失敗しない選び方のポイント
敷く場所や目的に合っていないシートを選ぶと、短期間で貼り直しが必要になってしまいます。以下の3つのポイントを押さえて選びましょう。
① 抑えたい「雑草の種類」と「耐用年数」で選ぶ
- 柔らかい草(タンポポ、ハコベなど)中心: 織布タイプや高密度不織布で対応可能。
- 強靭な雑草(スギナ、チガヤ、竹・笹など): 高強度の「不織布タイプ」一択です。
また、耐用年数は商品によって「2〜3年」のものから「10年以上(デュポン社のザバーンなど)」持つ高耐久なものまで様々です。長期間手入れを不要にしたい場合は、高耐用の不織布を選びましょう。
② 砂利を敷くか「むき出し(曝露)」で使うかで選ぶ
- シートの上に砂利やバークチップを敷く場合: 日光(紫外線)が直接当たらないため、シート自体の劣化が大幅に遅くなります。一般的な防草シートでも長持ちしやすいです。
- シートをむき出しのまま使う場合: 紫外線劣化に強い「耐候性(UV剤入り)」の高い高耐久シートを選ぶ必要があります。
③ 水はけ(透水性)を確認する
透水性が低いシートを選ぶと、雨が降ったあとに水たまりができたり、シートの上に苔(コケ)が発生して滑りやすくなったりします。水抜き穴があるタイプや、水分子を通す高透水性の不織布を選びましょう。
自分でDIY施工 vs プロに依頼
防草シートは自分で敷くことも可能ですが、広さや下地処理の状態によってはプロに任せた方が結果的に安く・キレイに仕上がることもあります。
| 項目 | 自分でDIY施工 | プロ(ユタカ農機)に依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費+固定ピン代のみで安価 | 人件費+施工費がかかる |
| 作業時間・労力 | 草刈り・石拾い・整地など重労働 | 全ておまかせで手間ゼロ |
| 耐久性・仕上がり | 隙間やピンの打ち方で雑草が生えるリスクあり | 重ね幅や端の処理、整地が完璧で長持ち |
| こんな方に向いている | 小さな庭、体力に余裕がある方 | 広い敷地、傾斜地、長期間放置した土地 |
まとめ ― 失敗しない防草シート選び
防草シートを選ぶ際は、以下のポイントを整理しましょう。
- 強靭な雑草や長持ちさせたい場所には「不織布タイプ」を選ぶ
- 砂利を敷くかどうかで耐候性レベルを決める
- 敷く前の「丁寧な下地処理(整地)」が成功の最大のカギ
「敷地が広すぎて自分で整地できない」「すでに樹木化・雑草が茂りすぎて手におえない」という場合は、乗用草刈機や専用重機を保有しているプロへ相談するのも安心な手段です。
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